作品を介して作家の生き様を掴むこと、それは人の本質を知ることであり、自身を知ることであり、これ程心震わすことは無い。
とは言えこの喜びも10年美術をやってみてようやく分かったところなのだから、他人様に伝えるとなると簡単なことではない。
自分の作るものに少しでもそういう気づきのきっかけを埋め込みたい。
亀の歩みでも、作品を通じて人をつなげられる人間になりたい。
メーカー企業でのものづくりも同様に考えている。
心を込めてこさえた製品が我が子ならば、これを相手方に送り届けるわけだから、そこに挨拶状のひとつも同封されて悪い気のすることは無い筈なのだ。
もしかしたら僕が気付かなかっただけで、そういう取り組みは当たり前にされているのかもしれない。そうであって欲しい。
結局人間ほど面白いものはないのだ。人情だとか笑いだとか、そういうことで未来につないだほうが豊かだ。
インターネットを介して、自分が興味を抱いたことに積極的にアクセスできる時代だ。できることはいくらでもあるし、できなければ生き残れない。
0 件のコメント:
コメントを投稿