2013年1月18日金曜日

headphones


リハビリ








とりあえず100枚書こう~と思って昨年の4月に始めたヘッドホン絵ですがまだ20枚行ってない!笑
せっかくなので次の4月までに100枚書くことにしました。

このヘッドホン絵を描く目的は、プロダクトデザインのスケッチ(つらい)と、
人物画(たのしい)をすり合わせることでした。

人物画も、デザインスケッチも、どっちも絵なのですが、描いてみると全然違って、
人物画ってどちらかというとその人の表情がよく見えたらそこで完成みたいにしていて、
そうするとタッチやコントラストを終始気にして描かないときれいに描けない。
例えば(僕個人の場合ですが)表情豊かに描くためには、ほっぺたのうっすらした凹凸が、
殆ど見えない割に実はすごく重要で、これを表現するためにすごく微妙に輪郭線に抑揚をつけたり
うすーくグラデーションを作ったりします。
ちょっとでも余計なタッチが入ると見えなくなっちゃうくらい繊細に。
だから描き始めから完成像をほぼイメージできてないと描けない。

反対にデザインスケッチは線を重ねていくことで次を考えていく節がある。
だからまあちょっとぐらいタッチが荒れていても構造さえしっかり表現できていればけっこう絵になる。
もちろんデザイン自体をシンプルにして行くため、線を減らす作業も必要なので
その時はトレースして描き直します。なので、これはこれで繊細な作業にはなるのですが。
要するにデザインスケッチは、人を描くのに比べ、手元はそんなに緊張していません。
どちらかというと頭のほうでああでもないこうでもないと形を考える方に集中しているのが
デザインスケッチをする時の心持ちなのかなぁと思います。

それでこの2種類の描き方をもっとちゃんと身につけようっていうのと
相互を意図的に使い分けることでなんか良い絵が描けるようになるんじゃないかな、というのが狙いです。
まだまだ成果というには頼りない状態ですが描く事は速くなったなぁという実感があります。

越えなくてはいけない壁があるなあと感じています。
ヘッドホンが全然上手く描けないこと。
人のキャラクターはワンカットで表現できるのに、
ヘッドホンは表現しきれていない感じがします。

これは単純にデザインの検討不足なのかなあと思っているのですが、
決定的にいくつか欠けているなあと感じています。
構造感とか、質感とか、ヘッドフォンを描くために押さえるべきことが
まだ理解できていないような。
だから絵としては描けていてもデザインスケッチとして使い物にならない。
ここの解決をテーマにあと80枚(笑
ちまちま描こうと思いました。


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